Stories - 吹田市旭通商店街 VOICE 005 ──居心地のソムリエ ワインバーリトゥム 山東 靖

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ひとことプロフィール
気軽にワイン一杯だけでもどうぞ。チーズと笑顔でお出迎えしますよ。

― 人を想う接客が生む、ワインバーのあたたかい時間 ―

「ワインが好きで始めたんじゃない。接客が好きやから始まったんです。」

そう語るのは、地元で愛されるワインバーを営むマスターの山東さん。メニューは手書きの一枚だけ。チーズはその時々で「その人に合う」ものを出す。そんなスタイルが常連のお客様にも、初めてのお客様にも、心地よく映る。

ワインはもっと気軽なものであってほしい、もっとワインの敷居を下げたい。

──リトゥムとして目指す “ 居場所づくり ” とは

『会話を楽しめる空間をつくる、居心地のいい時間をつくる』それこそがリトゥムのソムリエとしてするべき僕の仕事やと思ってます。ワイン·チーズ·接客·お客様、どれが欠けても居心地いい空間は成り立たない。リトゥムのバーカウンターには、人情とこだわりが詰まっていた。

ワインリスト “ は無いんです。

「うちはね、ワインリストないんです。」

初めて来た人には驚かれるが、それもまたこだわり。

「皆さん『詳しくないんですけど…』ってよく言うけど、気にせんでいいですよ。僕がワインを選ぶというよりは、お客様と一緒に好みを探すんですけどね。それを楽しんでるだけです。」

ワインリストがあったとしても、ほとんどの人は値段や知ってる名前、産地などでワインを頼む。

──好みの一杯の見つけ方、本当はそうじゃないはず

自分の好みに合った一杯を見つけるのもワインの楽しみ方だと考える。会話を楽しみながら好みのワインに近づいていく。リトゥムでは、お客様の好みの一杯を探す“過程”が楽しめるのも魅力の一つになっている。

こだわりのチーズ

臭いが旨い!そんなチーズもセレクトされて置いてある。扱うチーズは常時数種類。フレッシュ、セミハード、ハード、ウォッシュなど、その人の好みに合わせて盛り合わせる『チーズ3種盛』が人気メニュー。


好みの一杯を

自分が提供しているのはワインでもチーズでもなく、“ 時間と空間だ “ そう語る山東さん。素敵な笑顔と軽快なトークは、最高級のつまみになりそうだ。

接客の “ プロ ” になりたくて

喫茶店でのアルバイトで初めて “接客が楽しい“ と感じ、そこから “接客のプロ” になりたいと思った。そんな山東さんの接客のルーツは、ホテルのフランス料理店。

「阪急インターナショナルのオープンのときに、レストランに入ったんです。当時21歳。料理もワインもフランス語も全然知らなかったから、厨房で飛び交う会話がそもそも理解できない。それでも、やりながら全部覚えたんですよ。」と当時の苦労とやりがいを振り返る。 

そんな中で身につけたのが “観察力“ だ。以前来店されたお客様がコンソメスープを残していたのを覚えていて、次に来店された時にはチキンがダメなことに先に気がついて内容を変えるサービスをした経験があった。「それがすごく喜ばれて。ああ、これが接客やなって。」

 当時の上司からは『自分の名前で予約が入るようになったら一人前や』と教えられた。最初は意味が分からなかったが、今になってその意味が分かってきた。

リトゥムが手掛ける 次なる居場所 “英会話Bar“

毎週金曜日しかオープンしていない “英会話Bar“ がリトゥムの3階にあった。

その名もShot Bar RU(ルー)ちなみに、RUという店名の由来はR(リトゥムの)U(上)

なんとも洒落たネーミングセンスだ。

バースタッフは現役外大生が勤めており、仕事で英語を使うビジネスマンや、将来海外で働いてみたいと考える大学生もRUに英語を学びに足を運ぶ。SNSでRUを見つけ滋賀県大津から通う学生もいるのだそう。

基本的には会話は英語だが、初心者でも英語を楽しめるような工夫が各所に散りばめられており、お酒を飲みながら楽しく英語が学べる空間になっている。RUにはテレビゲームも完備されており、ファミリーでも楽しい時間を過ごせるので、ぜひ一度足を運んでほしい。

― Shot Bar RU ―

毎週金曜日/18:00~22:00  飲み放題/2500円  食べ物/持ち込み等OK

奥様お手製の看板を目印に階段を昇ると3階にRUがある
落ち着いた雰囲気のバーカウンターで英会話が楽しめる
至る所に英語で書かれたアイテムがあるので要チェックだ
英語表記のメニューやワンフレーズの英語が学べるポップも

店舗情報

WINE BAR RYTHME  –ワインバーリトゥム-

>アクセス

〒564-0032
大阪府吹田市内本町2−1−5
JR吹田駅徒歩8分
専用駐車場なし 
※周辺には有料パーキングチケットエリアや
有料コインパーキングがございます。

>営業時間

17時30分~24時
予約不要 (事前にご連絡いただけると助かります)
定休日 月曜日

>電話番号
06-6317-1117

ワインバー リトゥム | マワリミチ - 大阪府
業種:ワインバー/ワイン販売店。昼はワイン販売店、夜はワインバーとして営業。シニアソムリエが厳選した世界各国のワインを取り揃え、熟成チーズとともに味わうことができます。落ち着いた空間の中で、マスターと語らいながら一杯を楽しむ大人のひとときをお過ごしください。吹田市旭通商店街 VOICE のインタビュー記事はこ

吹田市旭通商店街Webアプリで確認

VOICE インタビュー記事担当「すいた情報局」 by 吹田市旭商店街

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ひとことプロフィール ~肌の運命が大きく変わる第一歩~ 無料診断で“今のお肌”に合ったあなただけのお肌ケアを見つけます。未来の素肌を生まれ変わらせてみませんか? ──時代が変わっても変わらない「お客様とのつながり 「絶対に押し売りはせんといてくれよ」 商品の説明よりもお客様との会話の時間が何より好きだった、先代の言葉。 化粧品業界は、時代とともに流行や商品が大きく変わる業界。ドラッグストアはもちろんのこと、ネット通販など、購入できる場所が増えた今、お客様が「どこで買うか」を選ぶ機会は以前よりもはるかに多くなっている。そんな中で、地域密着型のふじや化粧品店はどのようにお客様との関係を築いてきたのか。今回は、長年旭通商店街でお店を営む母娘店主のお二人にお話を伺いました。 「どこで買っても同じ」時代に選ばれるお店を目指して 飲食店のように「味」で勝負できるわけではなく、化粧品はどこで買っても同じ商品が同じ価格で手に入るからこそ「ここで買いたい」と思ってもらえるかどうかがお店の価値を決めるといっても過言ではない。 「どこで買っても同じ」だからこそ、ふじや

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Stories - 吹田市旭通商店街 VOICE 004 ──まちのお肉博士 肉の森田屋 店主 森田 昭司

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ひとことプロフィール お店の奥でお肉を切ったり作業をしていることも多いですが、気軽に声をかけてくださいね。 日常の食卓を支える、まちのお肉屋さん 地域の人にとって「肉の森田屋」は“お肉といえばこのお店”というような存在。新しいお客様が入れ替わり立ち替わり来るというよりは、顔なじみのお客様が日々の暮らしの中で訪れる、地域に根差したお店。 元々は大阪市西成区で食肉小売店として創業。その後、庄内に店舗を移し、現在の旭通商店街に店舗を構えることに。 「この辺はずっと住んでる方ばかりやからね。いつものおじいちゃん、おばあちゃんが、お肉を買いに来る。特別なことはしてへんけど、ちゃんと丁寧に接して、また来てくれたらええなって思ってる。」そう語るのは店主の森田さん。半世紀以上もの間、地域で愛されるお肉屋さんの3代目だ。 笑顔でお客様とにこやかにお話する姿が印象的。 お肉を一切れ売ることも 「さっきのお客様はお肉を一切れ買っていってくれたなぁ。」と森田さんは振り返る。 なぜ一切れだけ?と思い、どんなお客様だったんですか?と聞くと、赤ち

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ひとことプロフィール お洋服を試着するように、お部屋に合ったカーテン選びをお手伝いさせていただきます。 職人の丁寧な仕事で “ 暮らしにぴったり ” を届ける 「いただいたお仕事をキッチリとさせていただく。適当な仕事は絶対にしません。」 そう語ってくださったのは、創業60年を迎える室内装飾の専門店·店主の橘さん。地域に根差し、カーテンやカーペットを中心としたインテリアの提案·施工を行うお店です。今では親子二代わたって通うお客様や、リピーターも多く、紹介で来店される方も後を絶ちません。 専門店だからこそ、いいものをできるだけ安く提供し喜んでいただく。お客様の暮らしに彩りを添える仕事をする上で店主の橘さんには譲れない想いとこだわりが確かにあった。 “ 売れるもの ” より、“ 暮らしに合うもの ” を 「室内装飾というこの仕事は“贅沢品”と呼ばれる部類かもしれません。節約しようと思えばなんぼでも安いものっていっぱいあるんです。だからこそ、そんな中でもご縁があってお店に足を運んでくれたお客様にはご要望にお応えする、もしくはそれ

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Stories - 吹田市旭通商店街 VOICE 002 ──人を『観る』眼鏡店 アサヒ眼鏡専門店 店主 畑間勇一

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ひとことプロフィール 眼はお一人お一人違います。中々ご自分に合う眼鏡がない等眼や眼鏡でお悩みの方に親切丁寧に対応して参ります。 “目を診る”ように“人を診る”眼鏡専門店 ──“見える”だけでない眼鏡作りの哲学 大正13年に吹田で創業し、今や101年目を迎える眼鏡専門店がある。いわゆるチェーン店でもなく、駅前の大型店舗でもない。けれど、今も多くの人が足を運び、世代を超えてこの店を頼りにしている。  「うちは、目の見え方だけじゃなくて、その人の生活を“問診“するところから始まります。」そう語るのは、三代目として店を守る店主の畑間勇一さん。眼鏡を合わせることは、「ただ度数を測ることではない」と断言する。“問診”という普通の眼鏡屋さんでは聞くことのない表現の裏には店主の想いとこだわりがあった。 「丁寧に手早くせないかん。」 「目の前のお客様を一人ひとり丁寧に手早くせないかん。」先代である父の口癖であり、教えのひとつ。長く愛用してもらう一本を届ける仕事だからこそ信頼される仕事をし続ける責任がある。 そんなアサヒ眼鏡専門店には、親子で通っているお

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