Stories Vol.5|「ガラクタが宝物になる瞬間」──一針一針で生まれる、手縫いテディベアと“制服ベア”の物語 後編

Stories Vol.5|「ガラクタが宝物になる瞬間」──一針一針で生まれる、手縫いテディベアと“制服ベア”の物語 後編
カルチャー&ブックカフェPICOのワークショップの様子
Stories Vol.5|「ガラクタが宝物になる瞬間」──一針一針で生まれる、手縫いテディベアと“制服ベア”の物語 前編
手のひらサイズの“世界”が息をしている。 目が合うだけで、こちらの気持ちまで整っていくようなテディベアたち。 今回お話を伺ったのは、テディベア作家 チャピママ さん。 作品活動の屋号は 「手作り工房 がらくた ざっく」。そして、今回取材でお世話になった、カルチャー&ブックカフェPICO では、講師として 「さっちゃん先生」 の名前でも親しまれています。 「手縫いだけ」「顔を作るのは心が穏やかな時だけ」——作品に宿る“温度”の理由を、対話で紐解いていきます。 ブランドの始まり:「ガラクタ」が宝物になる ──まず、「がらくた ざっく」 というお名前は、どうしてこの名前になったんですか? チャピママ: 「がらくた」って、言ってしまえば“何でもないもの”じゃないですか。 でもそれが、別の人から見たら 宝物 に見えることがある。 そういう“見え方”を大事にしたくて、この名前にしました。 ──たしかに、

前編はこちら

男の子ベアが呼び寄せた、男性のお客さんたち

──展示会のお話も出していただきたいです。展示会での出会いで、印象に残っている出来事はありますか?

チャピママ: 展示会ですか…今まで何回もフェスティバルがあって、東京・大阪・福岡で出店しました。 そういうところで新しいお客様に出会うことは、今までもたくさんありました。

──その中でも「これは忘れないな」という出会いって。

チャピママ: 面白いのが、私のイメージが“男の子のベアを作りたい”ってところから始まっているせいもあるのかもしれないんですけど、 男性のお客さんが意外と多いんです。

──男性が、テディベアを。

チャピママ: そうなんです。 男性の方が気に入ってくださって、買ってくださったり、オーダーくださったり。 「母に渡したいから」っていう方もいらっしゃいます。

──それだけでもう、だいぶ“ご縁”の幅が広い。

チャピママ: それがですね…本当に、推しのアイドルにプレゼントしたい、っていうオーダーもありました。

──そんなことあるんですか?

チャピママ: あるんです(笑) 推しの方がいて、その人のイメージキャラクターが“ベア”だったんですね。 それで「テディベアと制服(衣装のイメージ)をくっつけて、推しにプレゼントしたい」って。 ファンクラブの方が出資されて…みたいなお話で。

──まさに“ファンクラブの愛”……。

チャピママ: そうなんですよ。面白い出会いがいっぱいあって。 “ベアが紡いでくれるご縁”というか、私がやってることだけじゃなくて、テディベア自体が連れてきてくださる感じが、今まで本当にたくさんありました。

──他にも印象的なオーダーは?

チャピママ: 男性の方のオーダーで、お友達が60歳の還暦を迎える。 好きなことがバイクだったので、赤いちゃんちゃんこじゃなくて 「赤いライダー」 にしてほしい、っていう依頼がありました。ライダースーツのジャケットを着るイメージで作ってほしい、って。

──“還暦=赤いライダー”。最高すぎます。

チャピママ: こういうのも、全部オーダーって、ほとんど 目に見えないお客さん なんです。

──目に見えない?

チャピママ: 私もお客さんの顔を見たことがない。 メールのやりとりだけで、何回もやりとりして、「こうしてほしい」「ああしてほしい」を組み取って、 「こういうふうにしますね」って提案して、作ってお届けする。 ずっとそれをやってるんです。

トラブルも、今まで一回もないです。無事に届けて、喜んでもらって、写真をもらったりします。

「捨てられない制服」を、そばに置ける形へ

──制服オーダーの話、すごく気になります。

チャピママ: たとえば保育園の制服って、実際に着て卒園して、 「屋根裏にあります」「クローゼットに置いたままで、どうしようもできない」って、よくあるじゃないですか。 捨てられないし…って。

──ありますね。

チャピママ: 私もそれが分かってたので、 「それ、テディベアに着せませんか? そしたら近くに置いとけますよ」って提案したんです。

──“保存”じゃなくて、暮らしの中に戻す。

チャピママ: そうそう。 それがどんどん広がって、「作ってもらえませんか」って形でオーダーを受けて。 制服のほうはもう、来年ぶんまでいっぱいでパンパンで…今は制限をかけて、 「時間かかりますよ」ってお伝えしてます。

──制服って“自分とのつながり”が強いですもんね。

チャピママ: ただの衣装のベアじゃなくて、 自分が着てたもの、身近だったもの を手放せない方が、形にして残したい、っていう感じですね。 セーラー服バージョン(女の子)も作ったりしてます。

──うちも子どもが小さいので……

チャピママ: いつでも言ってください(笑)ランドセルを作られる方って多いと思うんですけど、 お客様がランドセルを作って、私が制服ベアを作って、それを合わせました、っていうお写真を最後にもらったこともあります。 すごく良いエピソードで。

消防士ベア—分厚い制服と“めんどくさい”の先にあるもの

チャピママ: 今年の3月なんですけど、消防士さんの制服を使ったベアを作りました。 関東の方からのオーダーで。 日本の消防士さんの“本当の制服”をお預かりして、ベアに仕立てたんです。

──本物の制服を…!

チャピママ: 女性の消防士さんって全国でもまだ少ないんですよ。 その方が節目を迎えられて、消防団の皆さんが「プレゼントしたい」って。 式典の写真とかも、ブログを見てもらったら上がってると思います。

──ディテールも、相当大変そうです。

チャピママ: ボタンはそのままだと大きいので、ちっちゃいサイズのボタンを持ってきたり。 帽子も1枚ものの生地では作れないので、フェルトワークで形だけ作らせてもらったり。 制服の要素を“活かして”作る感じです。

──なるほど……。

チャピママ: ただね、これ、ほんっとうに大変なんです。 生地が厚いし、ベアの形に沿わないので難しい。 めんどくさいんです、はっきり言って。 あと、儲からない。

──(笑)言い切りました。

チャピママ: でも私は、これを“儲け”と思ってやってないので。 思い出に寄り添いたいから 作ってるだけなんです。 身近に置いとけるし、そばにすぐある。 しまい込まなくても思い出と一緒にいられるから、って喜んでもらってます。

──たしかに“記念品”の質が違いますね。

チャピママ: 本当の制服を使ってここまでやってる人は、今のところ聞いたことがないです。 (もしかしたら、どこかにいらっしゃるかもしれないけど) 結構大変なんで。

励みになった言葉、オーダーを受ける理由、そして今の導線

──話が尽きなくて最高です(笑) お客様からいただいた言葉で、制作の励みになったものってありますか?

チャピママ: 励みになったのは、毎回です。 「していただいてよかったです」とか、「ありがとうございました」とか。 たったそれだけで「やってよかったな」って思えるので、次に繋がってる。 一言のありがとうだけで力をもらってて。 その積み重ねで今まで続けてこれた、っていうのがあります。

──オーダー自体、受けない作家さんも多い印象があります。

チャピママ: 多いです。 「オリジナルのベアを作りたいから、オーダーをやってたら作れない」って言って、 オーダーは一切受けません っていう方もいらっしゃいます。

──その中で、チャピママさんは受ける。

チャピママ: 私は、 「その子が欲しいんです」って言われたら、それだけで「じゃあ作りましょうね」ってなる。 かっこいい言い方をすると“儲けじゃない”ってことなんですけど、 もちろんベースのお代はいただきます。 でも始まりは、やっぱり儲けじゃなくて、喜んでもらうこと。 お渡しした時の嬉しさとか、その人の(見えないけど)表情とか。

──今だと遠方・海外の方も。

チャピママ: そうですね。全国、今は海外もあります。 基本はメッセージのやりとりになるので、いただいた言葉で完結して「よかった」って思える。 それでやってこれたし、多分これからもそうだと思います。

──販売や発表の導線は、今はどんな形が多いですか?

チャピママ: フェスティバルに出る機会は減ってきていて、今はマルシェで直接見てもらう形もあります。 でも、ほとんどは オンラインショップ、そして Instagram。 あとは 委託先 さんが預かってくださって、そこでお客様やファンの方に出会う形です。

──作品の出会いが、オンラインと委託を起点に増えている。

チャピママ: そうです。 どうしても「その人だけの一体」が欲しい方は、オーダーでやりとりして、世界で一体を作る。 結局は、対話から始まることが多いですね。

──委託先さんとの出会いもインスタ経由だったり?

チャピママ: あります。 インスタの作品を見て「気に入ったので卸してもらえませんか」とか、 「イベント出ませんか」「企画展出しませんか」っていうお話をいただいたり。

──いまの活動としては、展示やイベント出展も増えてきているんですか?

チャピママ: はい、今ちょうど広島でやってるのと、 この間は渋谷のイベントにも出させてもらったりして。 そういうのが、ちょっとずつ増えては来てます。

──発信の軸は、やっぱりSNSが大きくなっていく。

チャピママ: そうですね。これからはSNS経由が多いと思うんですけど、 でもやっぱり対面は大事にしたいので。 こういう講座は、やっぱりやりたいなって思って、ちゃんとしてます。

──発信の形も、SNSで“直接届けられる”時代に。

チャピママ: そう。 今は自分でSNSで発信して、直接届けるのが当たり前になってきてるので、そこは抵抗なくできていけてるかなって。

──海外から見られることも増えてますか?

チャピママ: インスタが多いです。 マレーシアとか香港とか、中国の方からとか。 イギリスの方はフェイスブックですね。

紹介でつながるPICO—半年前の一言が、11月開講の一番手に

──ワークショップには、どんな方が参加されていますか?

チャピママ: 来られてる方は、ほんとに もともとテディベアが好きな方 ですね。 今日来られてた方もそうで。 梅田とか神戸とか、街のほうまで探しに行ってたんだけど、 「なんか自分とはしっくり来ない」「雰囲気が違う」っていう違和感があった、ってお聞きしました。

──“好き”はあるのに、“場”が合わなかった。

チャピママ: そう。 それで、たまたまPICOで「こういうのやってる」って知って来られたんです。

──PICOって、講師同士の紹介で広がる軽やかさがあるのかなと思いました。

チャピママ: もともとは、今みたいに定期の講座じゃなくて、日にちを決めて「体験」っていう形をPICOでやってたんです。 そこに来られてた方が、別の講座を受けられてて。 その先生が「うち、テディベア講師いますよ」って紹介してくださって。

──“講師のつながり”で見つかる。

チャピママ: その方が「テディベア好きなんですけど、家の近くでなかなか習えなくて」って。 探してもなかなか無いから、自己流でやったけど上手くいかない…って話になって。 「先生、開講されないんですか?」って。 それが、ちょうど半年前ぐらいかな。

──背中を押された一言。

チャピママ: 私は1年前から開講するつもりだったんですけど、諸事情でなかなかできなくて。 やっと「11月から開講する」って話になった時に、その方が一番に申し込んでくださって。 「1から習いたいんです」って。 その方、50代の方なんですけど。

──“待ってた人が、一番に来る”。いいですね。

チャピママ: PICOは「触れ合いの場」を提供してもらってるので、 ここで来てくださる方を大事にしながら、積極的に。 20代の方も来られるので、ちょっとずつ広がっていくんです。

──チャピママさんだけじゃなくて、先生たちみんなが“場を育てる”感覚。

チャピママ: そうです。皆さんそう思ってくださってるみたいで。

様々な年代のテディベア好きが集まる、チャピママことさっちゃん先生のワークショップ

80歳まで針を持つ

──これからの展望、続けたいことを聞かせてください。

チャピママ: 展望って「こうしたい」っていうのは、なかなか無いんですけど… でも私は、80歳までは針を持ちたいって決めてます。

──ホームページにも書かれてましたね。

チャピママ: はい。自分の人生がガムシャラにあるのはそこまで、って思ってて。 それ以降は“おまけの人生”っていう感覚なんです。 とりあえず80歳まで、手と目が見える間は絶対針を持って作品を作る。
展望っていうより、決めてるのは 80歳までは針を持つ こと。
母が82歳まで頑張れてたので、それを意識してます。

日々の積み重ねで、お客様がちょっとずつ増えていって。 ゼロじゃなくて、喜んでもらえてるって実感できてるから、続けていけてる。 それが生き甲斐かな、って思ってます。

テディベアはコアな世界なんですけど、好きって気持ちを持ってくださる方はたくさんいる。 何も知らない方がテディベアを知って、ちょっとでも気持ちが動くところに寄り添えたら、と思って活動してます。

ファンに伝えたいこと—送り出すときの「いってらっしゃい」

──最後に、ファンの方に伝えたいことを。

チャピママ: ファンの方がありきで、全国にいらっしゃって。 お手紙をもらったり、メッセージをもらったり。 時間が経ってからでも「このベアを、どこどこに連れていきました」って旅行の写真を送ってくださったり。 それを見ると、本当に可愛がってもらえてるんだなって嬉しくなるんです。
だから、ベアを送り出すときは必ず 「いってらっしゃい」 って言うんですね。 その子が新しいおうちで幸せに暮らしていけるように、って。 願ってる、というか。

ものづくりを始める人へ——オリジナリティの先にある楽しさ

── ワークショップもされているということで、ものづくりが好きな方/挑戦したい方へ、メッセージがあればぜひ。

チャピママ: ものづくりっていう意味で言うと、私は「作る」っていうことが何にしても好きで。 作り出すって、機械が作り出せないんですよね。人間しかできないこと。 だから、自分のオリジナリティのものを生み出せるところまで、 自分の夢や目標を考えながら進めてほしいなって思います。

もちろん、趣味でいいと思います。 ただ、趣味をその先どうしていくかを考えるときに、 「自分しかできないものを作りたい」って思うなら、オリジナリティに挑戦してほしい。
日々アンテナを張って、よそに無いものを作って、人に感動してもらえるものができたら。 それは結局、自分に返ってくるので。 そこまで持っていけたら楽しい。 私がそうなので、お伝えできたらなって思います。仕事にしてもいいし、自信がなかったら無理に本職にしなくてもいい。 私も最初はアパレルの仕事をしてた時、「これを本職にするのは無理」ってずっと思ってました。

──すごいお話でした。ありがとうございました。

チャピママ:
こちらこそ。 自分が今ガムシャラにやってることだけなので…。

(番外編):テディベアの“歴史”を語ると面白い

──テディベアの歴史って、語ると奥深そうです。

チャピママ: 奥深いです。 ドイツとアメリカが同時期で、ドイツだとシュタイフが有名で…(中略) セオドア・ルーズベルトの逸話があって、そこから“テディベア”の名前が広がった…みたいな流れがあるんです。 それが各国に広がって、日本には1980年ぐらいに伝わった…という感じ。

──うわー面白いなぁ、ずっとお話聞きたいです。

モノには、魂が宿る。
チャピママさんの、一貫したものづくりの姿勢には一つの祈りにも似た約束がある。
がらくた ざっく のベアが「宝物」になっていくのは、受け取った人の時間が重なって、“その人だけの物語”がそこに宿るからだ。

さっちゃん先生さんのプロフィール | マワリミチ
1991年より30年以上、テディベアの制作をしています。『手作り工房 がらくた ざっく』というブランドで活動しています。オリジナルのベアの制作のかたわら、オーダーベアや企業様とコラボする作家活動をしながら、講師活動も再開いたしました。
カルチャー&ブックカフェPICOさんのプロフィール | マワリミチ
豊中市上野坂 児童書専門店えほんサロンPICO。昭和レトロな可愛いビル。こだわりのドリンク。厳選した本を片手に、自由にお寛ぎください。

チャピママことさっちゃん先生がワークショップも行う、カルチャー&ブックカフェPico

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ひとことプロフィール お店の奥でお肉を切ったり作業をしていることも多いですが、気軽に声をかけてくださいね。 日常の食卓を支える、まちのお肉屋さん 地域の人にとって「肉の森田屋」は“お肉といえばこのお店”というような存在。新しいお客様が入れ替わり立ち替わり来るというよりは、顔なじみのお客様が日々の暮らしの中で訪れる、地域に根差したお店。 元々は大阪市西成区で食肉小売店として創業。その後、庄内に店舗を移し、現在の旭通商店街に店舗を構えることに。 「この辺はずっと住んでる方ばかりやからね。いつものおじいちゃん、おばあちゃんが、お肉を買いに来る。特別なことはしてへんけど、ちゃんと丁寧に接して、また来てくれたらええなって思ってる。」そう語るのは店主の森田さん。半世紀以上もの間、地域で愛されるお肉屋さんの3代目だ。 笑顔でお客様とにこやかにお話する姿が印象的。 お肉を一切れ売ることも 「さっきのお客様はお肉を一切れ買っていってくれたなぁ。」と森田さんは振り返る。 なぜ一切れだけ?と思い、どんなお客様だったんですか?と聞くと、赤ち

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ひとことプロフィール お洋服を試着するように、お部屋に合ったカーテン選びをお手伝いさせていただきます。 職人の丁寧な仕事で “ 暮らしにぴったり ” を届ける 「いただいたお仕事をキッチリとさせていただく。適当な仕事は絶対にしません。」 そう語ってくださったのは、創業60年を迎える室内装飾の専門店·店主の橘さん。地域に根差し、カーテンやカーペットを中心としたインテリアの提案·施工を行うお店です。今では親子二代わたって通うお客様や、リピーターも多く、紹介で来店される方も後を絶ちません。 専門店だからこそ、いいものをできるだけ安く提供し喜んでいただく。お客様の暮らしに彩りを添える仕事をする上で店主の橘さんには譲れない想いとこだわりが確かにあった。 “ 売れるもの ” より、“ 暮らしに合うもの ” を 「室内装飾というこの仕事は“贅沢品”と呼ばれる部類かもしれません。節約しようと思えばなんぼでも安いものっていっぱいあるんです。だからこそ、そんな中でもご縁があってお店に足を運んでくれたお客様にはご要望にお応えする、もしくはそれ

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